しろくま野遊びラボ

ノルウェーオスロ在住 自然豊かな雪国でのアウトドア記録

Rondane ソリをひいて2泊3日 山スキー②

Rondaneの山行記録の続きです。

今回は装備や、ソリ周りについての話です。

来シーズンに向けての反省も含めて書き起こしておきます。

 

 

装備、ソリについて

さて最後に装備、ソリの話。

前述のとおり、最終的な装備は、以下の通り。

 

足元

アプローチ:クロカン板

山スキーアタック日:山スキー板

 

アプローチの装備

ソリに2人分の泊まり道具(90Lザック)+山スキー板+ブーツを積載

各々山スキーの日に使うザックを背負う。

(ザック内は雪崩装備、防寒着、行動食などすぐ取り出したいものメインで軽めに。その他はソリにパッキング)

 

この組み合わせにした理由、懸念点など

足元に関しては、最初のアプローチも山スキー板を履いて行く方が荷物は圧倒的に少なくて済むので、どうしようかしばらく悩みました。

しかしながら、だらだらとゆるい斜度が続くアプローチなので、シール歩行よりクロカン板の方がスピードが速く、足元が軽くて疲れない+靴擦れしないのではないか、という考えのもと、今回の足元に落ち着きました。

 

クロカン板でのアプローチに関しての懸念点としては以下2点。

・整備されたルートを歩くわけではなく、非整地の雪の上を進むので、雪が深かったりするとクロカン板では沈むこと。

・下り斜面でコントロールが効きにくいこと。

 

当日の状況を見て、クロカン板で太刀打ちできなさそうな積雪状況であれば山スキー板を履いていこうと思っていました。

結果、積雪量もそんなに多くなく沈み込むことも少なかったので、今回はクロカン板でのアプローチが可能でした。

 

しかしながら予想していなかったクロカン板の弱点も。

細くて、スキンも一部しかついていないクロカン板だと、ソリを引っ張るのが大変。

引っ張る力が伝わりにくく、足元も安定しにくいので、登り斜面が結構つらかったです。

(特に荷物の重たかった初日)

 

次回、同じ山行をするならBCクロカン板+ソリ

Hytteにいた人の装備を見ると、BCクロカン板1本+ソリに泊まり荷物積載というパターンが一番多かったです。

BCクロカンであれば、非整地であっても太さがある分沈みこまず、さらにエッジのおかげで滑走時のコントロールも効きます。

さらに板もブーツも山スキーの道具よりも軽いので、長い移動には向いているかなと思います。

またソリも引きやすくなるかなと思いました。

 

ノルウェーの地形にはBCクロカンが合っていると感じます。

 

ただ、山スキー板とは滑走の仕方が異なるので、滑り重視の場合はBCクロカンではいまいちなのかも?

 

BCクロカンでも楽しく滑れるように、来シーズンはBCクロカンで滑る練習をしたいと思います。(買う気満々)

 

ソリ周りについて、パッキング

ソリ ERA Pro Expedition Sled

お友達のかなこ氏のスウェーデン山旅のお下がりをいただきました。(大感謝)

 

今回のオレンジのものか、Fjellpulken社の丈夫でお高いやつの2種類をよく見る印象。

Fjellpulkenの頑丈なソリ

 

紐を通す穴はもともと12か所開いていますが、ちぎれる懸念があるので、引っ張る棒を通すところの2か所をハトメで補強しました。(ハトメもかなこ氏からの頂き物)

 

ソリの荷物を固定するときに使う部分にも紐を通しておきました。

ここは家にあった短めのビニール紐をわっかにして通しました。

紐が細くて玉止めみたいなところも小さくなってしまうので、ひとつの穴に一本の紐だとすっぽ抜ける可能性が。

そのため、二つの穴に一本の紐を通しています。(伝わりますか?)

これだと力も分散しますし、抜ける心配が少なくなります。

 

本当は長めの細引きを使って片面すべての穴に通しておくのが一番安定するのかなと思います。

ハトメをつけて、紐を通していく
1本の紐を二つの穴に

 

引っ張る棒 Fjellpulken

Fjellpulken社のものを買おうと思っていたのですが、シーズン終わりでどこも売り切れていたので、BUAでレンタルしました。

BUAはアウトドア用品を無料でレンタルできるサービスです。(またいつか詳しく記事を書きたいと思います)

子供を乗せる用のFjellpulken社のソリをレンタルして、付属している棒とハーネスのみ使用した、という形です。

 

これをパイプなどで手作りする方法もあるようですが、ノルウェーでこれを作るには道具集めに苦労しそう。(お店的にも、部品の値段的にも)

 

スリングとカラビナの組み合わせでも対応可能、専用のものが売っていたりもします。

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紐も専用のものが売っていたりします

 

パッキング

90Lザック:泊まり道具、食料など

スキー靴バッグ(石井スポーツ):2人分のスキー靴

XXL(スポーツショップの名前)のスキーケース:山スキー板2本

 

ソリの底に、90Lザックと、スキー靴のバッグを並べて置き、その上にスキー板を載せました。

ザックとスキー靴は濡らしたくなかったので、厚手のごみ袋で覆いました。

あればブルーシートの方が頑丈そう。

 

スキー板は濡らしても問題ないので、ケースをそのまま載せました。

 

固定は、キャンプ道具を車に積載するときに使っていた平型のゴムロープを使用し、スリング、カラビナで補強しました。

平型のゴムロープは日本にいた時にダイソーで購入しました。2.5mのものを1本使いましたが、若干心許ないのでもう少し長い方が良い気がしました。

自転車の荷台用ゴムロープなどが使えると思います。

hytteにいたノルウェー人の人でも同じようなロープを使っている人がいました。

ソリの固定

来シーズンはこうする

ソリ用のカバンの購入

ソリにぴったり乗るくらいの大きさで、口が大きく開くカバンが売っているので、それを買いたいと思います。

ザックよりもパッキングしやい、ソリに載せていている状態で荷物の取り出しがしやすい、安定するなどメリットがあるかなと思います。

ここに泊まり道具もブーツも放り込んでおいて、Hytteに持ち込むのが楽でいいかなと思いました。

 

・穴に通す紐の補強

今回は付け焼刃で家にあるビニール紐?スズランテープ?みたいなもので紐を通しましたが、本当は細引きやロープでつくる方がいいかなと思います。

こんなイメージで作ってみようかなと思います。

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・Fjellpulkenの購入

レンタルしてみて使い勝手には満足しているので、来シーズンは自分のものを買っておこうと思います。

 

Rondaneに関する記事はこちらで以上になります!

また来シーズンの泊まり山行でソリを使う日が楽しみです。