気温が急に上がり、道端のカチカチの雪も溶けてオスロはすっかり春の様相。
かなり暖かくなってきたので、最近は花盛りのBygdøy周辺をうろうろしていることが多いです。
どのお花も綺麗ですが、特に日本ではあまりみることのない見事なBlåveisの群生には感動します。
お天気のいい週末や、仕事終わりにお花を愛でに行ってみてはいかがでしょうか。
Bygdøyの紹介
Bygdøyは街からすぐにアクセスできる自然豊かな半島。
冬の間は雪が多く降った時にクロカンで行っていましたが、最近はすっかり雪も溶けたので、ランニングしたり、夜ご飯の後に夫と散歩したり、友人とピクニックしたり…と、マルチに使っています。
ベビーカーを押してる人や、子供連れ、犬の散歩などで来ている人も多いです。
一周すると、だいたい10km弱くらいになります。
ピクニックや軽い散歩におすすめなのは、Hukoddenという公園周辺。
30番の赤いバスに乗ってHukのバス停まで行ったら、徒歩5分程度でHukoddenに到着です。
海辺の近くにあり、トイレ(まあまあ綺麗、数多いので安心)、ベンチなどがあります。
海辺でのんびりするのも気持ちいいですし、公園周辺を散策していると色んなお花が咲いています。
私は先日Skøysenからランニング(途中膝の調子が悪くなりウォーキング)しながらHukまで行き、海を眺めてぼーっとしたあとはHukからバスに乗って街まで帰りました。
一周しなくても途中からバスで帰るという選択肢があるのは気楽です。
Bygdøyで見つけた花々
たくさんのお花を見かけましたが、特にお気に入りのお花を3つ紹介します。
Blåveis
まずはBlåveis
日本だと雪割草、ミスミソウと呼ばれるお花です。
日本、新潟に住んでいたときも、雪割草が咲き始めると「春がきた~」とうれしくなるお花でしたが、ノルウェーでも春を告げるお花として愛されているそう。
新潟県の角田山などは特に雪割草の群生地として有名で、全国からお花好きの登山者が訪れますが、オスロの街中から数十分のところでも素晴らしい群生が!
私はもう大興奮で写真撮りまくりでしたが、周りのノルウェー人は全然気にも留めていない様子だったので、珍しくはないのでしょう。
ちなみに雪割草はミスミソウ・オオミスミソウ・スハマソウ、ケスハマソウなどの総称らしいです。
新潟で自生しているものはオオミスミソウ。
オスロで見るのはミスミソウなのかな…?
(お花は好きですが詳しくないので自信がありません)
Snøklokke
つづいてSnøklokke
スノードロップです。
もう、とにかく、可憐!
その名の通り雪のしずくのようなお花です。
夜の散歩のときは花が閉じていましたが昼間は開いていました。
Blåstjerne(Scilla siberica)
最後にBlåstjerneです。
日本だとシラーシベリカと呼ばれるそう。
Blåstjerneは青い星という意味。
その名の通り、星型のお花です。
私は日本では見たことがなくノルウェーに来てから初めて見ました。
Bygdøy以外でも、王宮周辺に沢山植えられていたり、個人のお庭で育てられていたりします。
今のところ、春のノルウェーのお花で一番見ているのはBlåstjerneかもしれません。
本日は以上です!
待ちに待ったノルウェーの春。
気持ちのいい季節を楽しみましょう。