しろくま野遊びラボ

ノルウェーオスロ在住 自然豊かな雪国でのアウトドア記録

電車でStryken~Sognsvannまで33km日帰りクロカン

電車を使ってStryken~Sognsvannまでクロスカントリースキーをしてきました。

1日で33km進むのは今までの日帰りクロカンの中では最長距離でしたが、山の中にあるカフェ3軒に立ち寄ってお茶も楽しんだので、意外とあっという間で充実感のある1日になりました。

 

概要

・日程:2024年1月13日(土)

・天気:晴れ

・アクセス:オスロ中央駅~Stryken駅まで40~50分

RE30 Gjøvik行き、もしくはR31 Jaren行きに乗車

Stryken駅までのチケットはRuterにて購入可能(Sone 3Ø)

 

・距離:33.2km(参考にした本では29km)

・獲得標高:514m

 

ルート

 

Googleマップ

Stryken駅

maps.app.goo.gl

 

山行記録

電車でStryken駅へ

オスロ中央駅7:44発Stryken駅8:34着の電車で向かいます。

今のオスロの日の出は9時頃。

8時30分には明るくなり始めるのでこの電車でちょうどいい感じにスタートできました。

 

電車はガラガラかと思いきや、クロカン板を持った人たちでほぼいっぱい

オスロ中央駅以降もどんどん人が増えていったので、始発のオスロ中央駅から乗る方が安心かも。

 

電車の中での板やストックは、座席や、荷物棚には置かないように、と駅員さんが言っていました。

座席付近に置いてはいけない理由はホットワックスが席に付着したり、エッジのある板だと切れてしまうからだそう。(ホットワックス塗ってないしエッジもないよ、と言ったらそれならいいよ~と言われました)

荷物棚は電車の揺れで落下すると危ないとのことです。

 

乗車時間は50分程度だったので朝ご飯は電車で食べました。

思ったよりたくさんの人が乗車&下車

 

出発~湖の上を歩いてKikutstuaへ

ほとんどの人がStryken駅で下車し、いっせいにKikutstua方向にスタートしていきます。

最初こそ人が多くて大丈夫かなあと思いましたが、このルートを選ぶノルウェー人はみんなとんでもなく速いスピードで進んでいくので、あっという間に周りに人がいなくなって静かな山歩きになりました。

 

Kikutstuaまでは14km弱、最初は登り坂が多め。

Kikutstua手前は大きい湖の上を歩いていきます。

Kikustuaへ向けて出発

凍った湖の上は気嵐のようになっていました

Hakloaという長い湖です

 

Kikutstua~Kobberhaughytta

お昼前にKikutstuaに到着。

さすが土曜日のお昼時だ~と思うくらいには混雑していましたが、Skolebollleとワッフルは焼き立てで美味しかったです。

Kikustua

ワッフルにはブラウンチーズ!

Skolebolle

 

KikutstuaからKobberhaughyttaは5km程度。

Kikutstuaを出て最初の坂が急で狭くて人が多いので下るのに難儀。


Kobberhaughyttaは大きな暖炉、素敵なランプのあるカフェで雰囲気がとってもよかったです。

シナモンロールとコーヒーで休憩しました。

DNTのグッズが色々売っていて、ノルウェーワッフルの柄のものを見つけたので思わず買ってしまいました。

Kobberhaughytta

ノルウェーワッフルマグ

Kikustua、Kobberhaughyttaはともに宿泊可能
これはKobberhaughyttaの宿泊案内
1120kr/人、3コースディナー、朝食・お弁当つき

 

Ullevålseter経由でSognsvannゴール

KobberhaughyttaからUllevålseter経由でSognsvannまで帰ります。

このあたりからは人がかなり増えて、上級者と初級者も入り乱れてカオスな雰囲気になっていきます。

やはり休日はかなり混むので、のんびり滑りたい人は平日がおすすめ。

 

1日に30km滑るのは初めてだったので、暗くなる前に帰れるか心配でヘッドランプの出番があるかもと思っていましたが、無事に明るいうちに帰れました。

ちなみにUllevålseter~Sognsvannまでは道にライトがあります。

Ullvålseter前の農場

Ullevålseterはすごい人

Sognsvann到着
スケートしている人がいっぱいいました

 

まとめ

KikutstuaとKobberhaughyttaはどこの駐車場からも離れていてなかなか行く機会がなかったカフェ。

この電車を使ったルートも、マウンテンバイクかスキーでいつかしたいなあと前々から考えていた場所だったのでいい機会となりました。

 

オスロマルカは人の多い休みの日はあまり近づかない場所でしたが、標高は低くても地形や景色の変化も楽しい良いルートがたくさんあるなあと思った1日でした。