しろくま野遊びラボ

ノルウェーオスロ在住 自然豊かな雪国でのアウトドア記録

Høgevardeで夏至のナイトハイキング

「1年で最も日の長い日に、北欧の夏らしい登山をしよう!」ということで明るい空のもとナイトハイクをしてきました。

20時スタートでもヘッドランプいらず。

23時前のサンセットを楽しんで、頂上のDNThyttaに1泊しました。

 

 

概要

・日程:2024年6月21日(金)~6月22日(土)

・天気:21日 晴れ時々曇り、22日 曇り

・アクセス:オスロから車で1時間30分

・駐車場:あり

・通行料:60kr


・登山口の標高:880m
・山頂の標高:1459m


・距離:11km
・獲得標高:600m

 

ルート

ut.no

 

Google マップ

今回はGulsviksetervegenの路肩の駐車場からスタート

10台分くらいの駐車スペース

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スキーで使っているこちらの駐車場の方がスペースが広い

maps.app.goo.gl

 

山行記録

夫の仕事が終わってから登山口に向かい、20時に駐車場を出発。

夏至なので20時でもまだまだ明るいです。

 

冬の間は9時に日が昇って15時に沈むノルウェー。

1日中夕暮れのような時間が続く暗くて寒い時期を知っていると、夏の時期の太陽のパワーを感じるのはやっぱり特別です。

20時でこの明るさ

歩き始めからワタスゲがいっぱい

 

歩き始めは湿地多め

登山道にはすでに雪はありませんが、水はけがそんなに良くないのか湿っぽいところが多め。

登山道沿いにはクラウドベリーの花が咲いており、ブルーベリーの小さい実もいっぱい。

8月くらいにはクラウドベリーもブルーベリーもたくさん摘めるのかなと思います。

足元悪め

小さなブルーベリー

クラウドベリーの花

 

標高1200mくらいからは稜線歩き。

21時半くらいになるとだいぶ日が低くなってきて、伸びる影が美しいです。

この辺は石英が多め。

伸びる影が綺麗
石英

 

山頂から夕陽を眺める

登り始めてから1時間半くらいでHøgevarde山頂に到着。

私たちと同じくらいに登り始めた日帰りの2人と、山頂近くでツェルト泊していた2人と会いました。

しばらく山頂でのんびりしようと思っていたものの、風強め&雲が多めなのでDNT hyttaに移動。

Hyttaまでは山頂からは20分くらい歩きます。

 

Hyttaの近くの湖は日が暮れてくるとなんとも幻想的。

Høgevardeには井戸がないので、ここの湖から水をとります。

流れのある場所でプラティパスに水を汲んでからHyttaへ。

山頂からの夕日

向こうに小さく小屋が見える

 

DNT Høgevarde

DNT HøgevardeはNorefjellの尾根に建つDNT hytta。

DNT høgevardeの一番古い部分は1893年に建てられたそうで、実に130年以上もの歴史があるというから驚き。

2017年には隣に新しくさらに大きな宿泊棟が新設されましたが、古い方も変わらず宿泊可能です。

 

週末は古い方でカフェを営業している週もあります。

(営業するかの予定はFacebookを参照。)

 

▼Høgevarde nyeに泊まりました

ut.no

 

日が暮れることにはだいぶ冷え込んだので小屋ではストーブを炊いてお湯を沸かしてスープを飲みました。

体があったまってくるとビールが美味しい。

24時くらいまでダラダラ飲んで就寝。

ずっと明るいのでアイマスクが必要かなと思っていましたが、窓の近くでない場所で、カーテンで仕切れる場所があったのでそこで寝ました。

DNT Høgevarde nye
内装

採光用の窓がいっぱいある

ストーブ

 

ノルウェー最古の小屋、日本最古の小屋

ちなみに調べてみたら現存するノルウェーで最古のDNT hyttaは1871年に建てられたJotunheimenのGjendebu

Trollheimenの玄関口にあるGjevilvasshyttaも歴史が古く、使用されている一番古い木材は1739年のものだそう。

 

日本は立山室堂の北室が1726年(享保11年)に建てられたと言われているらしく、300年近い歴史があるというのでさらにびっくり。

今は重要文化財になり宿泊は出来ないものの、山の上で雪深く、風も強い上に地震もある場所で山小屋が残っているってすごいですね。

Høgevarde gamle

 

下山

昼前から雨が降り出す予報だったので早々と下山しました。

ガスガスにならなくてよかったです。

 

土曜日の昼間に街にいるなんてレアだったので、このタイミングでXXLなどで登山道具や自転車の道具を調達して帰りました。(言わずもがなノルウェーは日曜日にスポーツショップが開いていない…)

Blålyng
エゾノツガザクラ
XXLがセール中でした

 

夏至らしい登山

日は沈むので白夜ではないものの、真っ暗になる時間のほぼないオスロ近郊の夏至の日。

ヘッドランプいらずで夜に歩けるのはこの時期の特権です。

ブルーアワーが長いノルウェーの夜