日照時間が少ないため、ビタミンDのサプリメントを摂取することが推奨されているノルウェー。
ビタミンDは特に骨の代謝に影響がある栄養素で、日光によって体内に生成されます。
こちらでの出産後に初めて知ったのは、赤ちゃんにもビタミンDを摂らせる必要があるということ!
見た目と使用方法
産後、退院した翌日に助産師の家庭訪問があり、そこでベビー用のビタミンDスプレーをもらいました。


指示された量は下記の通り。
・母乳の場合:毎日1回スプレー
・混合の場合:ミルクの量が1日700mlを下回っている場合、週に3〜4回スプレー
・ミルク(700ml以上)の場合:摂取不要
こちらの粉ミルクにはビタミンDが添加されているので、ミルクを一定量以上飲んでいる場合はスプレーは不要です。
我が家はミルク育児なので、生後1ヶ月くらいまではスプレーをしていましたが、700mlを飲むようになってからは使っていませんでした。
最近は離乳食が始まりミルクの量が減ってきたので再開しています。
味など
新生児の時はスプレーしても特に反応がありませんでしたが、最近はスプレーすると如実に嫌そうな顔をします。私が舐めてみても確かに美味しくはないです。
量も少なくて一瞬で終わるので、泣くわけではなくすぐケロッとしていますが。
ちなみに粉ミルク事情について
日本の粉ミルクはめちゃめちゃ種類があるのに対してノルウェーは基本的に下記の2種類です。
①Nestle社の製品であるNAN
②Hipp社のCOMBIOTIK
それぞれ液体ミルクもあります。
薬局やネットではNUTRICAというダノン系列の会社のものも手に入りますが、上記の2種類はスーパーで購入可能です。
日本に一時帰国したときは種類が多いからこそ値段、成分、子どもとの相性など悩む部分も多かったですが、こちらは選択肢がないのでもはや悩む余地がありません。
他の国や日本はどうなの?
これは北欧らしい習慣だなあと最初は思いましたが、実は調べてみると赤ちゃんにビタミンDをとらせることを推奨している国は多いようです。
アメリカの小児科学会は乳児~思春期まで1日あたり10μgのビタミンDを摂取するように推奨しています。
ノルウェーも同じく子どもも大人も10μgが推奨量です。(75歳以上の高齢者は20μg)
日本は日本人の食事摂取基準で乳児におけるビタミンD摂取の目安量は5μgとされいてますが、サプリメントなどの摂取の推奨はありません。
ビタミンD欠乏の乳児が増加しているため、昨年に日本小児科学会から乳児のビタミンD欠乏を予防するために啓発活動をしていきましょうという提言が出たようです。
(いまだにサプリの追加などの具体的な指針はありませんが)
ビタミンD不足だと骨の発達に影響して、小児だとくる病の発症につながるので、大事な栄養です。
日照時間が少ないノルウェーでは大人が当たり前のようにビタミンDサプリを飲むので、子どもにも必要なことをすんなり受け入れられますが、日本でもしビタミンDの摂取の推奨が始まったとしたら、「赤ちゃんにサプリ…?」と抵抗感のある反応も多そうだなあと推察します。
「母乳で育てている場合はお母さんがサプリ飲みましょうね」くらいが関の山かと。
参考:日本小児科学会
まとめ・過去記事
ノルウェーだけでなく諸外国、日本の事情も調べるきっかけとなり勉強になりました。
私がビタミンD不足だったときに書いた記事もあるので読んでくださったら嬉しいです。
大人に子供にも大事な栄養ですね。