ノルウェーのオスロに住み始めて4年目になりましたが、
個人的な体験談や雑記も含めて、
今回は特に印象的だったことを4つ紹介します。
次の記事は検診や分娩に関してもう少し細々したことを。
ひとまず色々書く前に
外国人の立場でノルウェーに住んでいて、納税しているとはいえ他所の国の医療システムを使わせてもらいながら偉そうに申し訳ないですが、ノルウェーで出産することがすごーーーーく不安でした。
妊娠前も何度か病院にかかったことはありますが、日本よりも診断も治療もルーズな部分を感じることが度々あり、「お産は万国共通と言えど、日本の方が安全だしケアも手厚いだろうなあ。
実際のところ、検診費用も分娩費用も無料なこともあってか、検診は必要最低限で公的なエコーは2回しか受けられず、産後はボロボロの体で即退院!とだいぶスパルタ。
費用の面と、検診や産後のケアの手厚さの面のバランスで考えると、日本とノルウェーを足して2で割ったらちょうどいいのになあ。と思います。
とはいえ、あれだけ不安だったのに最終的にここでの出産はそれなりにポジティブな経験になっていて、もう一人産む機会があったとしてもノルウェーがいいなあと思うようになりました。
特に無痛分娩が無料でできて、かつ大きな病院で産めるのはいいところだなあと思っていて、日本のお産は世界一安全だと思っていた私ですが、今では「ノルウェーの周産期医療のシステムは日本より合理的で安
あくまでこれから書くことはすべて私の感想ですが、そのうち誰かの参考になることがあればいいなーと思っています。
ノルウェーの出産で印象的だったこと
ノルウェーの出産で印象的だったこと、
①妊婦検診や分娩費用(無痛分娩含む)が無料
②検診をするところと分娩先の病院が違う
③分娩後の入院期間が短い
④つわりの薬が処方してもらえる
①妊婦検診や分娩費用(無痛分娩含む)が無料
出産にかかわる費用のほぼ全てを国が負担してくれるので、
無料なので色んなことが必要最低限。検診の回数自体も日本より少ない上、無料でのエコーは2回しか受けられません。
私は心配性なので、プライベートクリニ
エコーは1回1,
通っていたところはMajorstuenのOslo jordmor- og ultralydklinikk
こんなにエコーの回数が少なくてトラブルはないのか?
分娩に関しては、日本で無痛分娩と呼ばれる硬膜外麻酔(
笑気麻酔やTENS(経皮的電気刺激療法)、針など、
後述しますが、産後は退院がウルトラ早いです。
お金関係をざっとまとめると以下の通り
無料
・Fastlege(かかりつけ医)での検診、ワクチン接種
・Helsestasjonでの助産師による検診
・分娩先の大学病院でのエコー2回(
・分娩(硬膜外麻酔を使用)と入院費(3泊4日)
自費で出したもの
・プライベートクリニックでのエコー
・両親学級の参加費
国からもらえた補助金
・NAVからの出産一時金
※収入がある場合は出産一時金ではなく、育児手当(育休中に給与が保証される)
年によって変動がありますが、私の出産のときは日本円換算で160万円程度が一時金としてNAVから支給されました。何でも日本の2倍近くの物価のノルウェーでは、ベビーカーやチャイルドシートなどの大物の購入資金としてとてもありがたかったです。
②検診をするところと分娩先の病院が違う
日本だと里帰り出産などではない場合、
検診はFastlegeか自宅近くのHelsestasjon、
分娩はオスロでは基本的にオスロ大学の関連病院であるUllevål sykehus かRikshospitalet の2つの大きな病院に集約されています。(住んでいる場所によってはAhusも)
分娩する病院では妊娠初期・中期にエコーを1回ずつ受けますが、
自分の産む病院に2回しか行かないってどういうこと?
無痛分娩は微弱陣痛や分娩停止、
実際わたしも麻酔を選んだことに加えてベビーが大きく、
冒頭にも書いたノルウェーの周産期医療のシステムは合理的で安全
ただし、
日本で分娩の集約化が進まず、
③ 分娩後の入院期間が短い
退院がとにかく早いです!
Ullevålのマタニティホテルのホームページによると初産婦3日、経産婦2日、
とはいえ、産んだ日から検査以外の時間ずーーっと母子同室になるので、
病院の枕はペラッペラで寝心地は最悪ですし、
私は1日だけ退院が伸びて、
ChatGPTに聞いたら日本なら10日くらいは入院するでしょ
そして帝王切開で3日で退院というのもかなりスパルタすぎんか?
④つわりの薬がある
ノルウェーでは2023年からつわりの薬が承認されて使えるよう
妊娠がわかった頃から食べづわりが始まり、
そして私はその薬がとてもよく効いて、
どうやらつわりが長く続く体質だったようで、
眠気などの副作用もあり、効くかどうかも個人差はあるようです。
アメリカでは60年以上前から使われている薬で、
現在使える国はアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、
また、アジアではお隣の韓国で使えるようになっています。
NRKのニュース↓
Legemiddelet Xonvea mot svangerskapskvalme godkjent i Norge
今回のところはひとまず以上です!
次回の記事でもう少し細々したことを書けたらいいなと思います。
誘発分娩ができず、予定日を11日超過したという日本では割とレアな出産体験にもなったのでそのことも少し書ければ…。
