Hemsedal山スキー2日目はStorebottskarvetへ行ってきました。
前日のNibbiは南斜面でしたが、ここは北斜面です。
降雪3日後ですが、パウダーが温存されているのでは。と期待して行ってきました。
1日目のNibbiの記録はこちら
概要
・日程:4月9日(日)
・天気:晴れ
・アクセス:オスロから車で3時間弱
・駐車場:あり、15台程度
・通行料・駐車料金:なし
・道路状況:52号線は気象条件次第で通行止めのときがあるそう。要確認。
・スタート地点の標高:930m
・距離:11km
・標高差:780m
ルート
Googleマップ
駐車場はこのあたり
52号線沿い、路肩に少し広くなったスペースがあるのでそこに停めます
看板などは無し
山行記録
まずは樹林帯歩き
宿を出て、朝9時に駐車場着。
既に1台停まっていました。(この車の人とは会いませんでした。)
今回のルートの全体像としては、樹林帯で標高を上げる→雪原歩き→最後に山頂に向けて再び登りあげる。というルートです。
ノルウェーの樹林帯は針葉樹の方が多いイメージでしたが、ここはダケカンバの森。
静かでほっとします。
樹林帯だけで標高差 300mくらいあるので、厳冬期の視界の悪いタイミングで来ても遊べそうだな〜という印象です。
送電線を超えると山頂が見えてくる
樹林帯を抜けたら、送電線の間を狙うようにして登っていきます。
私たちは右寄りに出てしまいましたが、左側に登り上げる方が山頂に向けてのロスは少ないはずです。
送電線を超えて斜度が緩むあたりで山頂が見えてきます。
そこからは一旦なだらかな雪原歩きです。
山頂まで登っていく
しばらくの雪原歩きの後、山頂に向かって再び登り上げます。
山頂までは斜度が緩い左側から巻いて登っていきます。
ちなみにここまで誰にも会わなかったのですが、いつの間にか競歩のようなスピードでやってきたノルウェー人パーティーに、あっという間に抜かされました。
山頂付近は、所々風で雪が飛んでいる場所があり、雪面はカチカチではないもののトラバースに若干の不安があったので一応クトーをつけました。
12時30分頃に無事登頂。
パウダー滑走を楽しむ
シールを剥がして滑走します。
さすが北斜面、とにかく雪がよくて、気持ちのいい滑走でした。
Nibbiの雪がイマイチだったので感動もひとしお。
途中のダラダラした雪原も、板がよく走って快適でした。
最後はダケカンバの樹林帯を滑って終了。
1台だけだった駐車場もほぼ満車になっていました。
下山後はE16ドライブ、ソグネフィヨルド観光
下山後はE16方面までドライブして、ソグネフィヨルドを見てきました。
ソグネフィヨルドは全長204km、ノルウェー最大のフィヨルドです。
ベルゲンの北の方から続くフィヨルドの内陸側を見たことになるのかなと思います。
ドライブしたのはこのあたりまで。
眺望のいい無料駐車場にテーブル・ベンチがあり、景色を眺めて休憩するのにちょうどいいです。
ちなみに、このE16をずっと進んでいくとノルウェー第二の都市ベルゲンに着きます。
私たちは手前で引き返してしまいましたが、ラルダールトンネルという世界最長のトンネルがあるので、いつか通ってみたいなと思っています。
全長24kmのトンネルだそうです。
Googleレビューに、「24kmあると知っていたのに、永遠に終わらないんじゃないかと思った」というレビューがありウケました。
今回のHemsedal旅のベース宿について
今回はGolに2泊しました。
Hemsedalに宿をとってもよかったのですが、Golの方が宿泊費が安く、それぞれの山にも30分程度でアクセスできます。
宿泊したのはここ。
First Camp Gol Hallingdal
公式サイト
今回はシャワールームがある部屋に宿泊しましたが、もっと簡素な部屋や、キャンプサイトもあります。
部屋も綺麗で暖かく、カトラリー・調理器具は備えつけあり(調味料はなし)、近くにスーパーもいくつかあるので、快適な宿泊でした。
ちなみにHemsedalにもDNT hytteがあるのですが、さすがにイースターは早めに予約しないとすぐ埋まってしまうようです。
DNT hytteベースならGolに泊まるよりも安いので、予約が空いているときはDNT hytte泊もいいなあと思ったりしています。
52号線沿いのDNThytte Skarvheim
以上、充実のイースタースキー旅行の記録でした。
初めてのHemsedalは想像以上に良いところでした。
ノルウェーにもこんなに良いフィールドがあるんだ!滑りたい山がありすぎる…!と、久々にワクワクしてしまいました。
Jotunheimなどと比べるとオスロからも近い方なので、また週末などを利用して来たいなと思う山域です。