あっという間に3月後半。
オスロは未だ雪が降る日がありますが、暖かくなってきてスキーシーズンの終わりが見えてきました。
そんな時期に、ゲレンデレビューを公開するのもどうかと思うのですが、今日は住んでいるところから一番近いOslo Winter Park(SKIMORE OSLO)というスキー場の様子のレポートです。
我が家は年パスを購入して滑っています。
コンパクトですが、いろんなコースが楽しめて気に入っています。
スキー場概要
・ゲレンデ長:9.3km
上級1.3km、中級4.6km、初級3.4km
・リフト数:8基
・コース数:20
・Top-Base(標高差):150m~531m(差381m)
・営業時間:休日9時~21時、平日10時~22時
(1月~2月半ば。時期によって営業時間が変わるのでHPやアプリで検索)
・営業時期:通常11月/12月~イースター終わり(4月半ば)まで
・リフト料金:大人470NOK
・アクセス:オスロ中心部から車で20分~30分、バスなどでのアクセス可能
・駐車場等:2か所(wyller側、Tryvann側)、無料
スキー場HP
コースマップ
全体
Tryvann拡大
キッズゲレンデ
GoogleMAP
今回はTryvann側の駐車場のMAPをつけていますが、Wyller側にも駐車場があります。
Tryvannの方が標高が高いので、道路状況が悪い日は運転に注意。
キッズゲレンデにはTryvannの方が近いです。
Wyllerの方が駐車場は空いている印象。
リフト券の購入方法
アプリをダウンロードして購入します。
QRコードを読み込むか、Appstoreから検索してください。
リフト料金
22/23シーズンのリフト券の料金表がHPに掲載されています。
1日券(ゲストパス):470NOK
年パス(メンバーシップ):3,468NOKです。
1日券で5,000円以上。時間券はありません。
ノルウェーはどこのスキー場もリフト券がお高いです。
年8回以上行くのであれば、年パスの方がお得な計算になります。
我が家は平日の仕事終わりもスキーに行ける距離に住んでいるので、8回以上は行くだろうと思い年パスを買いました。
系列のスキー場は、Osloを合わせて3つあり、どこでも年パスが使えます。
メンバーシップになった日から1年間有効で、冬季だけでなく、夏季にも施設利用ができるようです。
アスレチックやクライミング施設があるらしいです。
子供連れで行くなら、人数や年齢によってはファミリーパスがお得かもしれません。(大人2名+子供3名で9,588NOK)
リフト券の引き換え
スキーセンターの券売機にてカードキーと引き換えます。
コースなど
Tryvann側のゲレンデと、Wyller側のゲレンデがあり、中央に2つのゲレンデをつなぐリフトがあります。
このスキー場自体のことをTryvannと呼ぶローカルも多いので、メインゲレンデはTryvannなのでしょうか?
Wyller側の方が斜度はあります。
Tryavann側ゲレンデの詳細
駐車場
広い無料駐車場です。
SKISTUA
Wyller側よりもTryvann側のSKISTUAの方が大きいです。
リフト券の発行機、道具のレンタル受付、カフェなどがあります。
レンタルは大人用スキーセット一式460NOK、子供用360NOK。
コース
AのリフトTryvann Ekspressは長さ819m。
01番のTårnbakkenがメインのバーンです。
斜度は緩いですが標高が高いのでWyllerより雪質が良いときがあります。
朝イチの圧雪されたTryvannが個人的におすすめ。
Tårnbakkenの途中にキッカーあり。
BのリフトKleivaはTバーリフト。
02番Tryvannskleivaのバーンは非圧雪(の時しか滑ったことがない)。
平日の日中はリフトが動いていないこともあります。
パーク
Tårnbakkenにあるキッカーに加えて、ハーフパイプ、レール・ボックスなどあるエリアがあります。(私はやらないので詳しくないですが…)
シーズン初めからすべてが完成しているわけではなさそう。
カフェ
Vidsjå
SKISTUAにあります。
寿司、ハンバーガーなどメニュー多め。
Pizzaria Tårnstua
キッズゲレンデ近く。ピザが食べられるカフェ
Tryvannstua
Tårnbakkenを滑り終えたリフトの近く、ゲレンデから見えにくいところあります。
クロカンの人が使っていることが多いですが、スキー場からもアクセス可能。(少し登り返しはありますが)
スープセットやパンが美味しいです。
時々ゲレンデで滑ったあとに、ここのカフェでパンだけ買って帰ったりします。
Wyller側ゲレンデの詳細
駐車場
広めの無料駐車場
Tryvann側と比べると空いていることが多い気がします。
SKISTUA
表に券売機。中に売店、トイレがあります。
コース
Tryvannより斜度はあるので中級~上級者向けという設定。
とはいえ30度以上の斜度があるわけでもないので、日本で設定されている上級者コースよりは易しそうな個人的な印象。
このスキー場で一番長い滑走距離が取れるバーンはは15番Ullとのこと。
12番の斜面ではスラロームの練習が行われていることがあります。
カフェ
Wyllerstua
Tryvann側のカフェ・レストランと比べると小さくて売店みたいな雰囲気。
座席はあります。
なぜかここにも寿司が売っています。
全体的なスキー場の印象
なんといってもオスロの街中から近いのが良いスキー場です。
公共交通機関でのアクセスもしやすいのがノルウェーらしい。
ナイターで行くと若者もたくさんいます。
コンパクトではありますが、色んなゲレンデがあるので、十分楽しめるスキー場なのではないでしょうか。
以上です。
今シーズンはあと半月しか滑ることができませんが、来シーズンのスキーシーズンスタートのタイミングで参考になる人が多分いるはずだと信じます。笑