しろくま野遊びラボ

ノルウェーオスロ在住 自然豊かな雪国でのアウトドア記録

トロムソでオーロラ鑑賞&クロスカントリースキー①

ノルウェーに住むと決まって、楽しみにしていたのがオーロラ。

オーロラ鑑賞の地として有名なトロムソに行ってきました。

 

オーロラを見る場所・時期など

オーロラベルトと呼ばれるオーロラがはっきり見れる範囲は、緯度60度〜70度

今回行ったトロムソは緯度69度です。

 

トロムソは北極圏に位置して、11月〜1月までは極夜となり太陽が出ません。

夜が長いので、オーロラを見れる時間帯は多いです。

 

とは言え、一日中真っ暗だと日中することがなくてつらいので、我が家は2月初旬に行きました。

このくらいの時期だと9時から15時くらいまでは日が出ているので、日中も遊べます。

 

逆に3〜4月になると、今度は白夜にどんどん近づいているので日が長くなり過ぎて、オーロラを見れるチャンスの時間が短くなるのかも?

条件さえ揃えば冬でなくても鑑賞できるので、こればかりは運ですね。

 

ちなみに緯度59度のオスロからも、天気が良く、光源が少ない場所で、大きい太陽フレアが発生すると見れるそうです。

熱心に太陽活動をウォッチして出かけて行っている方もいます。

さらにちなみに、北海道(札幌で緯度43度)でも、条件が揃えば低緯度オーロラと呼ばれる赤いオーロラが見れることがあるそうですよ。

 

トロムソでの日中の過ごし方

トロムソでの日中の過ごし方としては、トロムソ市内の観光地を巡ったり、犬ぞりツアーに参加したりしている人が多い印象ですが、我が家は今後の山スキーの偵察も兼ねて、クロカンを。

 

トロムソ空港には11時ごろ到着し、空港から直接クロカンに繰り出しました。

 

いらない荷物は空港デポです。

 

というのも今回Airbnbを利用してトロムソ市内に宿泊先を確保しましたが、チェックインは16時以降とのこと。

わざわざ荷物を置くために市街地に出るのも時間がもったいないので、空港にいらない荷物をデポして遊んでから、宿に向かう方が効率がいいと思った次第です。なにせ日も短いですしね。

 

トロムソ空港で荷物を預ける方法

トロムソ空港で荷物を預ける方法ですが、「Baggage storage」で預けることができます。

機内預けの荷物をピックアップしたあと、売店や搭乗手続きのカウンターのある方向に進んでいくと案内看板があります。

 

入口のドアの横にある黒い電話を使って、「荷物を預けたい」と伝えると、係員の人が出てきてくれます。

ピックアップの際も同様に電話で連絡します。

料金は先払い。

スーツケースひとつにつき、60NOK/日です。

今回はスーツケースは持ってきておらず、スキーケースに荷物を詰めて渡しましたが、同様の金額でした。

 

黒い電話で連絡する

詳細

空港でクロカンの靴に履き替えて、街歩き用のコートも預けました

 

荷物を預けた後、バス停へ。

 

今回のクロスカントリースキーのコースはバスで20分程度行ったところから、トロムソ大橋方面=空港方面へ向かって進んでいくコースです。

コースからすぐにアクセスできるバス停が途中にいくつかあるので、時間次第でもっと手前でやめることも、もっと奥まで行くこともできます。

空港から出るとさっそくこんな景色が広がっています

 

トロムソでクロスカントリースキー

概要

・日程:2023年2月3日

・天気:晴れ

・アクセス:空港からバスで20分 Eidkjosvegenにて下車

帰りは、Blåmannsvegen nedreのバス停から空港まで10分

・距離:7.49km

・獲得標高:196m

 

ルート

SkisporetではKvaløyslettaというエリアで検索

googlemap

スタートしたバス停はここから

goo.gl

 

トロムソらしい景色を楽しめるコース

出発

バスで20分揺られて、今回のスタート地点へ。

今回は、だんだん空港に近づいていくようなコースです。

途中にバス停がいくつかあるので、途中でしんどくなったらやめられる気軽さもあり、旅行中にはちょうどいいのかなと思ったりもします。

 

このコース、本当に素晴らしいロケーションで、海からドンと聳え立つ山々と、フィヨルド地形、トロムソのかわいい街並みを眺めながら歩くことができます。

 

トロムソらしさをぎゅっと詰め込んだようなクロカンコースです。

海と街と山

トロムソ大橋へ向かって進んでいく

眺めの良い休憩スポット

途中にテーブルやベンチがちょこちょこあるので、休憩もしやすいです。

こんな夕日を眺めつつ休憩しました。

 

ちなみに夕日と言っても、この写真を撮ったのは13時です。

トロムソはついこの間まで極夜だったので、まだまだ日が短いのです。

夕日を眺められる休憩スポット

今日のおやつ
空港の売店で買ったシナモンロールとコーヒー(水筒は持参)

次回の山スキー候補地を発見

歩いていると、目の前の山で、何人かハイクアップしているのが見えました。

Rødtindenという山なようです。

 

標高は470mと低い山ですが、標高0mから雪がついています。

お手軽Sea to Summit&Sunset Skiが楽しめそうな山でした。

 

シュプールもたくさん入っており、人気なのだと思われます。

 

雪の条件も悪くなさそうだったのでクロカンではなく山スキーでも良かったかなあ。と思ったりもしましたが、次回の目標ですね。

Rødtinden

案内の看板がありました 夏のハイキングも楽しそう

空港へ帰る

14時過ぎに綺麗な夕日を眺めたあと、Blåmannsvegen nedreというバス停からバスに乗って空港まで10分弱。空港に向かってクロカンしているので、帰りは早いです。

 

空港で預けた荷物をピックアップし、宿でビールを飲みながら今日の最高のクロカンの余韻に浸りました。

あとはオーロラが見えれば、今回のトロムソ滞在は100点です。

 

オーロラ鑑賞については次の記事に続きます。

 

shirokumanoasobi.com